コラム

オーダーメイド・レール製造のヒミツ

レール製造工場コラム

お客様の間取り、階段の形は千差万別です。TKEの曲線型階段昇降機のレールは、どんな形の階段にもフィットするように、精密な三次元計測にもとづいて設計され、コンピューター制御のロボットが製造しています。

TKEの本社はドイツ・デュッセルドルフにあります。椅子型階段昇降機の製造工場は、オランダ・ロッテルダムの郊外にあり、ここで全世界向けに年間30,000台以上を生産しています。一つの工場でまとめて製造することで、生産の効率を上げ、製品の質と精度を高めているのです。


 

階段昇降機本体と、乗られる方を合わせた全重量を支える、直径8センチのレール。
最初はまっすぐなただの鉄パイプですが、これを規定の長さに切断し、縦、横に曲げるのは、ベンディングマシンという巨大なロボット。切って曲げるだけでなく、あとで取付けるラックや部品の位置、番号なども刻印してしまいます。
ラックを溶接するのも、塗装するのも自動。数人のオペレーターがいるだけで、マシンが黙々と仕事をこなしています。


それでも細かい部品の取り付けや、レール結合部分の精密な穴あけなどは人手による作業。 EU諸国はいろいろな民族が入り交じっています。ここオランダの工場で働く人たちも、アジアっぽい人、中東っぽい人、肌の色も、髪型、ヒゲ型(?)もさまざま。 超長髪のドレッドヘアとか、胸まであるヒゲの人もいました。
もちろん、工場で働くときは安全規則があり、髪やひげをまとめる巨大な頭巾(?)で覆ってました(笑)。

個人情報保護の関係で、キャラの濃~い社員たちの写真を掲載できないのは実に残念。

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